母の日のプレゼントにカーネーションを贈るのはなぜ?

5月の第2日曜日は母の日ですね。

母の日には日頃の感謝の気持ちを込めてカーネーションを
送る習慣がありますがこの習慣はどうして始まったのでしょうか?

そしてなぜカーネーションなのかを調べてみました。

母の日にカーネーションを贈るようになった由来は?

母の日は1900年代初期のころにウェストバージニア州で始まり
その後アメリカ全土に広まっていき制定されました。

「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言したのは
当時のウェストバージニア州の知事だそうですがその背景には
アンナ・ジャービスという女性の働きかけがあったと言われています。

アンナの母親であるアン・ジャービスは、アメリカの南北戦争での
負傷兵のケアを行っていました。

アンは負傷兵の衛生状態を改善することにも力を注ぎ
敵兵のケアも献身的に行っていたとされます。

そんなアンが亡くなった2年後に娘のアンナは亡き母を追悼する会を
教会で開き母が好きだった「白いカーネーション」を参加者に
配りました。

このことが「母の日」の起源と言われており
アンナの行動によって白いカーネーションが
母の日のシンボルと認識されるようになったそうです。

その後アメリカの影響を受けて日本でも
広まったようです。

母の日にカーネーションを贈るようになった由来は
アンナ・ジャービスが「白いカーネーション」を
亡くなった母の為に配り飾ったことが始まりだったんですね。

そして赤いカーネーションは健全なお母さんに贈られる風習
から母の日に贈るカーネーションの色として定着しました。

カーネーションの花言葉

母の日に贈られるカーネーションの花言葉は
「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛」などです。

色によってもそれぞれの意味があるようなので
ご紹介します。

定番色である赤いカーネーションの花言葉は
「母への愛」「純粋な愛」「真実の愛」などです。

赤いカーネーションは最も直接的な母への想いが
込められていますので母の日に贈るカーネーションの
色としては最適ですね。

同じ赤でも深い赤のカーネーションは「私の心に哀しみを」という
意味合いに変わりますので単に赤を選ぶだけではなく
色の明暗にも気をつけたいところです。

ピンク

ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」「気品」「温かい心」
「美しい仕草」などです。
赤いカーネーション同様ピンクも母の日に伝えたい想いが込められて
いますので贈りたいカラーです。

母の日が始まったころのシンボルであった白いカーネーションの
花言葉は「私の愛情は生きている」「尊敬」などです
亡くなった母親をしのんで贈る花の定番とされるカーネーションです。

黄色

淡い黄色のカーネーションはとてもきれいな色ですが花言葉は
「軽蔑」や「嫉妬」です。
贈り物としては注意が必要なカラーです。

白いカーネーションへの着色で作られたりする青いカーネーションの
花言葉は「永遠の幸福」です。
寒色ではありますが花言葉には幸せを願う気持ちが込められています。

高貴な色とされる紫のカーネーションの花言葉は「誇り」「気品」
などです。落ち着いた色合いから亡くなった母親をしのんで贈る
アレンジメントなどにも使用されます。

母の日に贈るカーネーションを選ぶ際は各色の花言葉を
しっかりと把握しておきましょう。

まとめ

母の日のルーツはアメリカだったんですね。

アンとアンナはそれはそれは素晴らしい母娘だったのでしょう。
アンナが母を想う気持ちがこうして世界に広がり母に感謝を
伝えることができる日ができたことを素敵に思います。

母親を大切にするという習慣や風習は万国共通であることは
間違いないですね。

きれいなカーネーションを手にしたお母さんのうれしそうな笑顔を
想像しただけで幸せな気持ちになりますね!

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